2014年12月12日
株式会社Doctor Web Pacific
商用ライセンスをお持ちの方は無料で10.0へアップグレードすることができます。
最新の機能を搭載したDr.Web Enterprise Security Suite 10.0が、ビジネスユーザーおよびネットワークセキュリティ管理者のニーズに応えます。
主なアップグレード
Dr.Web Server
- 新機能
- Linux環境での外部DBMSへの接続にODBCドライバを使用
- Dr.Web ServerデータベースをXMLフォーマットでエクスポート/インポート
- Dr.Web Serverのインストール中に重要なデータをバックアップ
- Dr.Web Serverのログファイルをスケジュール(時間、日付、週)によって管理
- パブリック暗号化キー無しに、または正しくないパブリックキーでDr.Web Agentをサーバーに接続
- ビルトインSQLite3データベースが追加され、Dr.Web Serverのインストール時にデフォルトオプションとして使用されます。
- Windows環境でのDr.Web Serverで、外部PostgreSQLデータベースにビルトインドライバが追加されました。
- ネットワークルーチンの向上により、パフォーマンスを低下させることなく、より多くのワークステーションとの接続が可能になりました。
- Linux環境でのDr.Web Serverのインストール手順がよりシンプルになりました。
- Dr.Web Serverのディストリビューションは2つのパッケージで提供されます。メインパッケージはDr.Web Serverのインストール、およびWindowsワークステーションへのAgentのインストールに使用します。2つ目のパッケージには、保護する端末にインストールすることのできるDr.Web Enterprise Security Suiteの全てのプロダクトが含まれ、メインパッケージがインストールされたコンピューターへのインストールに使用します。
- Dr.Webアンチウイルス・サーバー・クラスタおよびクラスタプロトコルへの対応が加わり、異なるDr.Web Server経由でDr.Web Agentの動作を調整することが可能になりました。
- 新機能
Dr.Web Control Center
- 新機能
- Control Center経由でDr.Web Serverをアップデート
- 1つのライセンスキーから複数のWebサーバー間へDr.Webライセンスを配信
- Dr.Web AgentのグループをDr.Web Serverから集中管理でアップデート
- 全てのDr.Web Agentのパブリック暗号化キーを手動で、またはスケジュールに応じて集中管理で置き換え
- Dr.Web ServerによるAgentの自動承認中に、割り当てられたプライマリグループを変更
- Dr.Web ServerログファイルをControl Centerからダウンロード
- Dr.Web Server スケジュールを使用して、PDF形式での統計レポートをEメールで送信
- Control Center経由でデータベースを管理(クリーンアップ、解析)
- OpenStreetMapを使用してDr.Web Serverおよび隣接サーバーの位置を表示(対象となるサーバーの座標情報が特定されている場合)
- Dr.Web AgentインストールファイルをControl CenterからEメールで送信
- 統計情報およびアンチウイルスネットワークに関するその他のデータをPDFファイルにエクスポート
- Android、Mac OS X、Linux向けDr.Web Agentの接続設定を含んだ設定ファイルをControl Centerからダウンロード
- ワークステーション上のコンポーネントに対する更新の保留をDr.Web Serverから設定
- カスタムグループへのAgentの自動割り当てを設定
- Dr.Web Enterprise Security Suiteプロダクトの更新リビジョンをControl Centerから管理
- SQLコンソール経由でSQLクエリを実行(コンソールは必要な権限を持った管理者のみが使用可能です)
- Luaコンソールを使用してLuaスクリプトを実行(コンソールは必要な権限を持った管理者のみが使用可能です)
- 管理者への通知をControl Center経由で設定
- Dr.Web Agentと隣接サーバーの接続に複数のパブリック暗号化キーを同時に使用
- Dr.Web Server FrontDoor Plug-Inを使用してDr.Web Serverをリモートで診断
- 改良された部分
- 管理者セクションおよび管理者権限
- Control Centerからのレポジトリ管理方法
- 新機能
Dr.Web Agent
最新の脅威からコンピューターを保護するために必要な要件を満たすため、Dr.Web Agent for Windowsの機能が一新されました。
- 導入された機能
- 継続的なバックグラウンドスキャンの実行、およびアクティブな脅威の駆除。この機能の利点としてシステムリソースの消費が少ないという点が挙げられます。
- Trojan.Encoder、Trojan Inject、Trojan.Winlockファミリーに属する脅威に対する予防的保護
- Dr.Web Virus-Finding Engineにとって未知のパッカーによってパックされた脅威を検出する新たなテクノロジー
- 64ビットプラットフォーム向けのアンチルートキットモジュール。これにより、64ビットOSを標的とした脅威のより効率的な駆除が可能になりました。
- データストリーム処理を行うシステム上でのファイルモニターの動作が向上しました。
- 新しいバージョンのオフィスコントロールでは、リモートワークステーション上の特定の種類のデバイスをブロックし、インターネットまたはコンピューターへのアクセスを指定した期間のみ制限することが可能になりました。
- 全てのDr.Web Agent設定が1つのウィンドウ内に集約されることで、よりスムーズな管理が可能になりました。
- 導入された機能
新たなユーティリティ
- Dr.Web Enterprise Security SuiteアンチウイルスネットワークをiPhoneから管理するためのDr.Web Mobile Control Center
- Dr.Web Enterprise Security SuiteプロダクトをGlobal Updating SystemからダウンロードするためのDr.Webレポジトリダウンローダ
Dr.Web Enterprise Security Suiteバージョン10.0のシステム要件やインストールに関する情報を含んだ詳細についてはリリースノート(英語)をご確認ください。